四国のど真ん中
嶺北地域(大豊町、本山町、土佐町、大川村)
私が住んでる、本山町を丸裸にしてみたら
これって
民間レベルでも何とかなるんじゃないかと
思ってしまう位、先人達が意識的に行ったかどうかは定かでないが
コンパクトな町を(面積約134.2キロ平方メートル)
細かくエリア別に成っている事に気づいてしまった
こんな感じ
自然エリア
半分近くを白髪山、工石山の国有林や天然林が占め
林業エリア
江戸時代、土佐藩の財政を立て直し、大阪に日本初の木材市場を開かせた位に
天然のヒノキを出荷していた地域であり、大阪には、白髪山を由来とした「白髪橋」が
今でも残っている程のエリア
サービスエリア
戦国時代、土佐七雄でも知られる、本山梅慶が城を構え、江戸時代には
参勤交代の時の宿泊にも使ったとされる、土居屋敷後があったり
嶺北地域の交流の場として、昭和30年代後半まで栄えたエリア
農業エリア
日本一のお米の殆どを生産している棚田群
ここは古来から、お隣の土佐町、大豊町にも見られる棚田群がある
多分土壌的に稲作に適していたんだと思わせるエリア
これ程、エリア別に解りやすく残ってる地域ってあんまりないし
何より、コンパクト!
コンパクトだから、エリア毎の目的にあった事業展開を集中的に行えば
以外と簡単に出来ちゃいそうなくらい、コンパクトですよ、これは!
本山町役場を中心に考えても、粗半径5キロメートル位に納まっているレベル!
昔と今で大きく違うのは、自動車社会に成っている事位かな?
だったら、若い人達に、少し不便でも、林業・農業エリアに住んでもらって
集落維持と生産を行ってもらう。
年取ったら、サービスが受けやすい、サービスエリアに町内移住してもらえばと
すごく楽観的に考えた
さあ、此処から、問題ですよね!
どうしたら出来るか
時間を長ーくとれば、出来そうな気になるんだなあ、
現在、住んでる人達に移動してくださいとは言わないようにして
先ず、移住希望者を上手く配置出来ないかと考えたら
田舎に住んでる人は、土着型が多いが、移住者はライフスタイルで変化を好む人が多い
なので、此れから入ってくるであろう、移住者世代から対象にしてしまう。
ストック型社会の本山町
今、住んでる家や田畑を後継者が居なくなった方々から購入したり、借りたりする
売ったり、貸した金額で、サービスエリアに居住し生活する
この仕組みを循環させるのが、ストック社会
ストック社会で必要と成ってくるのは、ランニングコストがあまりかからない住居となるので
100年、200年持つ住宅が必要となる
地域材で作れれば、構造自体は100年以上持たせる事ができるが
設備が大体30年位でダメになる、ライフスタイルも変わる為に
改修費が出来るだけ安い建物を考えておく必要がある
これは!
本業である、藤川工務店の事業として出来るのではと!
又、又、楽観的な考えなので、嫁さんの機嫌を取る案も別途必要になるな(こっちが難しい)
ほいで、出来る事から考えると、
‥‥‥今空いてる土地は‥っと
あった!
そこに、移住者を受け入れる、シェアハウスつくろー
只、私達、工務店で考えても、面白くないので
町内にいる、面白い移住者に声掛けてみよー
っとなった!
メンバーの投稿はコチラ
自由になったサル
http://yanodaichi.blog.jp/archives/1055262405.html
まだ東京で消耗してるの?
http://www.ikedahayato.com/20160405/57784805.html
企画から何かに全てを彼らに考えてもらってお任せる事にした
俺らは、出てきた案を建てるだけ
詳細は、彼らが、発信するだろうからお楽しみに
「それで、100年後の本山町はこんなエリア別になっているだろう!」
っと、彼らに言ったら
「そんな、先の話、どうなるかわからないでしょ!」
「今の事、考えてつくりますよー」って
「そうだね、今の事考えてつくろう!」
「設計担当の田上さんに、改修費の掛からない家の設計よろしくお願いします」
っと一件落着、
「そうだよな、未来は解らない、だから、未来がどうなっても良いように
残してもらえるような建物作っとこう」と改めて教えられた。
そんで、未来の事は解らないですが、未来の人に「なんだこりゃー」と言われるかもしれませんが
こんな、エリア別未来を、おじさんは考えました
です!
彼らに、ドンドン、意見や企画、投げかけお願いします
それでは、次回